METROSOUND (2000)
地下鉄のターンスタイルにピアノ音をアサインし人の動きで音のクラスターを作っていく試み。
実現間近までこぎつけた時に許可を得ていた地下鉄の駅(ワールドトレードセンター)が9・11のテロで無くなってしまい実現不可能になった。
その後パリの地下鉄でも実現間際になったのだが最終的に許可が下りなかった。
バックグラウンドで鳴っているサックスの音は実際のサブウェイミュージシャンが奏でていたもの。 Guitar Hang (2016 - )
at Fergus McCaffrey Gallery, NY (2020) w/ Stefan Tcherepnin
at Doyers, NY (2017) w/ Stefan Tcherepnin
at Fergus McCaffrey Gallery, NY (2020) w/ Stefan Tcherepnin
at Holiday Villa, 日光 (2023)
上のMETROSOUNDと似ていて風の動きで音のクラスターを作る試み。
風力で動くピックがギターの弦に当たり音が出る仕組みでパフォーマンスでは徐々にエフェクトをかけていき
その上に演奏を重ねて音の厚みが増していく。
録音した音源がリリースされる予定だったのだがコロナで先延ばしになり今に至る。 SMOKE CHARMER (2012 - )
at Emily Harvey Foundation, NY (2015)
at Emily Harvey Foundation, NY (2015)
僕は天井から物を吊すことが多い作家だと思う。これは自作のスピーカを吊るして揺らすことによって物理的なトレモロ・エフェクトを再現した作品。
この作品を使ってパフォーマンスをするときは持続音を使うことが多く主にインドのオーボエと言われるシェナイという楽器を吹く。 CAN WE EXPAND MUSIC (2009)
at Five Myles, NY (2015)
MUSIC EXPANDEDは小杉武久の提案したアイデアでそれをテーマにしたビジュアルアーティスト・ミュージシャンの二足ワラジを履く4人
の作家によるグループ展。僕の作品は当時のスタジオをギャラリー空間にそのまま移した物。
アリソン・ノウルズ書のレビュー: http://artistorganizedart.org/commons/2009/06/taketo-shimada-calder-martin-keith.html LITTLE HAPPINESS IN TOKYO (2022)
at Die Kette, Berlin (2022)
家に飾っていたオブジェ (2020)
東京で2017−18年の間に撮ったスーパーやコンビニ帰りのレジ袋を持つ人々の後姿を集めた写真のインスタレーションとオブジェ。
買い物の後の人々はいつも少し幸せそうで僕は何を買ったのだろう、と袋の中身をつい覗いたり想像したりしてしまう。
レジ袋を持つ人々の写真は百均の透明なゴミ袋に入れられ突風で木の枝に引っかかったレジ袋のように展示される。
at the Stone, NY (2008)
MESSAGESという昔やっていたバンドのライブの際に過去にグレイトフルデッドなどのライトショーの経験もあるFluxusの作家・Jeff Perkins
にライトショーを依頼したシリーズ。年に一度か二度のペースで6年ほど行い音楽は爆音で残響感のあるミニマルなサイケデリア、ライトはスライドプロジェクター3台使用の視覚を直撃するような
幾何学模様と色彩の狂宴。
ON VIEWING AND HEARING (2013)
オプティカルイリュージョンの絵画を自作スピーカーの上にのせたオブジクト。
絵画の白い点を見ているとチカチカし出して音はグリッサンドで旋回する不協和音。
寺山修司「毛皮のマリー」の為の音楽 (2016)
at MoMA/PS1, NY
寺山修司作の「毛皮のマリー」がニューヨークで若手のビジュアルアーティスト2人による監督で再演された際に音楽を依頼された。
優しさや静けさの中に潜む暴力や激しさを表現した音楽を心がけた。